過去のことなどすぐに忘れてしまう。
こんな方なら良いのですが
過去の記憶に囚われて
後悔や不安で押しつぶされそうになっている方が
いるのも本当です。
でも私たちを後悔させたり
不安に陥れたりする記憶って
そもそも正しいのでしょうか?
過去の記憶を克明に思い出してみます。
周りに誰がいたとか
時間は?
どんな匂いがしたか?
どんな服を自分は着ていて
どんな色だったか?
相手がいるなら
どんな人で
髪型は?
どんな服を着ていて
周りではどんな音がしていたか?
残念ながら私は覚えていません。
お気に入りの
THE MENTALISTというドラマの中のセリフで
「脳は光より先に音を識別するが光は音より速い。」
「だから脳は現実を歪めるんだ。」
人は視覚より先に聴覚で認識をするという事ですね。
光と音の時差を無くすには
「27メートル離れた時にだけ脳と音と光が調和するんだ。」
「それ以外はウソの世界だ。」
「世界はウソからなる。」
「だから現実はキツいんだ。」
私たちが認識している現実のほとんどが
脳が作り出しているイメージであるとも言えます。
現実とは関係なく作り変えられている。
場合によると自分にとって都合の良いように
変えているのかもしれません。
本当の現実はスマホの画面より小さいという事ですね。
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