昔から便秘で悩んでいるという男性。
話を聞いてみると
2~3日に少しだけ出るらしく
下痢になると快調になるので
どうにか便秘を治せないか?というご相談。
奥様も食事に気を付けてくれていて
食物繊維が豊富な野菜を使い
料理をしてくれているらしいんですが
男性で便秘症の場合
食物繊維
特に不溶性食物繊維
例えばゴボウやサツマイモなどは逆に
便秘を起こさせることがあります。
お腹の中にある便は約2~5キロと言われ、
その大部分は水分と腸内細菌の死骸、それに食物のカスとなります。
もし日常生活の中で便秘を改善させるなら
水溶性の食物繊維
海藻やオクラなどのネバネバ成分ですね
これが腸内細菌のエサとなり
腸内細菌を増やすことが目的となり
便の嵩を増やす役目となります。
あとは
必要なのが水です。
ここで水分と書かないのに訳があります。
水と”水分”は違います。
水分なら何でもよいと思い
コーヒーや中には焼酎も水分だと思っている方がいるので
ここでは水と書きます。
先ほどの男性。
良く聞いてみると
水をほとんど飲みません。
コーヒーと少しのお茶のみだそうです。
ここで考えないといけないのが
排泄すべき便を大事にお腹の中にとどめておくか?
という事です。
何かわけがありそうです。
先ほどの便のほとんどが腸内細菌の死骸と
水分、水です。
という事は
この方の場合
水を摂取しないため便に含まれている水分は
体にとってとても貴重な水となります。
いつ水が補給されるかわからないのに
排泄するとは考えられません。
そのため
この男性にアドバイスしたのが
体重1キロに対して3ccの水を用意して
毎日飲んでみてください。という事です。
またセルフケアとして
腸骨稜を骨に沿ってマッサージする方法です。
これは虫垂炎の手術をした人は右が効果ありますし
そうでない方は左が効果ありますし、
左右両方やっても効果があります。
ただし、
水を補給してこその排便であることを忘れてはいけませんね。
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