ギックリ腰になって
歩けないのは
一大事です!
数日経過して
何とか治療院に来院されることもあります。
そんな時大事なのが
歩けるようになること?
だけでなく
立ち上がる事ができるようになるかどうかです。
立ち上がることができれば
歩くことができます。
歩くことができれば
トイレに行くこともできるので
精神的にも楽になります。
ではどうすれば立ちやすくなるのか?ですね。
ギックリ腰にも様々な原因があります。
その中の一つに
腰を反らす動作で腰が痛むという事です。
横向きでエビのように丸まり寝ころんでいるのは楽だが
仰向けになると腰が痛む事が多くあります。
この場合、
立ち上がる前の段階、
座る動作の時すでに
腰を反らせて腰の可動範囲を狭めています。
その状態で
立ち上がる時、さらに腰を反らせるように立ち上がるために
腰に激痛が走ります。
なので座った状態で腰に違和感が少ない姿勢のまま
立ち上がれれば意外と立てるものです。
(座っているのが辛い場合は原因が違うので、また別の機会に書いてみます。)
私も修行時には
悩みました。
痛い痛いと叫んでいる患者さんを目の前にして
心細くなり逃げ出したいと何度も思いました。
ところが
ちゃんとギックリ腰を理論的に理解できると
冷静に判断できるようになるものです。
ギックリ腰は痛みが強いけれど
治りやすい症状でもあります。
ちゃんと原因を診つけて施術できる事が
大前提ですが
立ち上がり方さえわかれば無事に治療を終え
患者さんに安心して帰宅していただけるはずです。
1回で治るものばかりではないですが、症状が強い場合は2回の施術が必要なこともあります。
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