前回の続きです。
技をかけてもらい
痛いと感じた夜から
良く眠れるようになったというお話の続きです。
この時、
手首を強く握られたり
腕を使う練習があったのですが
腕の神経は首から出ているので
リラックスする神経
副交感神経の線維が通っています。
そのため
腕、特に前腕の手首に近い部位を握られたまま
皮膚がねじられると
副交感神経が興奮すると考えられます。
この手や足のある副交感神経を優位に働かせることで
神経緊張からリラックスした状態にするのが
鍼施術であり、
赤ちゃんや幼児の夜泣きや疳の虫、夜尿症などの時に
施術する「小児ハリ」と言うのがあるのですが
神経が興奮して起こる症状に対して皮膚を軽く刺激して
副交感神経を働かせる事で
リラックスできるようにします。
これと同じ効果が
合気道の技で「皮膚に刺激を受けたこと」で得られたと考えられます。
もちろん
筋肉を傷めたり
捻挫をしたような強い痛みではないので
程よい疲労感と副交感神経が優位に働く事による
血流増加により眠れたのだと考えられます。
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