親指の腱鞘炎

親指の腱鞘炎で治療に来られる方は

指に原因があると思っているので

痛みや腫れのある親指のみの治療を希望されますが

ちょっと待ってください！

実は親指を含めた他の関節の動きにも不都合が生じたものが

親指に痛みや腫れを出しているので

親指の治療だけではなかなか治りません。

親指の使いすぎだからなるべく使わないようにと指導されると思いますが

それは

事実でありますが

それだけでは一時的に少し回復できても

すぐに再発します。

なぜなら親指の腱鞘炎の原因は

手首や肘、肩関節や日頃の姿勢などにも問題があるために

親指に痛みや腫れが生じてしまうのです。

簡単に言うと

手の親指はとても器用に動きます。

そのため

手首の動きや肘の向き

肩関節の動きに変化が出ても

親指で修正してしまうために

ご本人が氣付かないうちに

不自然な親指が折れ曲がったような動きを繰り返します。

すると腱や関節が引っ張られ続け痛みや腫れが起こります。

安静にすることで一時的に痛みや腫れが引いても

この親指の不自然な動きを改善させないと治らないことを

分かって頂けると思います。

人の体はとても良くできていて

動きの悪い部位があらわれると

それを補う部位で動きを補正します。

その状態が続くことで痛みや違和感

関節痛から変形まで進んでしまいます。

そうなる前に

お近くの鍼灸治療院にご相談ください！

もりもと治療院

名古屋市中川区西中島1-513

℡　052-398-3022

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