これからの我々鍼灸師、治療師に求められるものは何でしょか?
治療技術や経営を勉強するのは当たり前です。
これから必要なのは、より高いコミュニケーション能力を使った治療ではないでしょうか。
私は8年半修行して治療技術と初歩のコミニケーション法は学んだつもりでした。
ところが時間が経つと、ぼろが出るものです。
学んだつもりでいただけで応用方法を全く考えていなかったのが問題でした。
最初の数年は師匠のマネをすればよかったのですが
時間が経過するごとに自分の言葉やしぐさ、経験で物事を考えるようになります。
それは悪い事ではないのですが成功者である師匠のやり方とは別の
自分のやり方を模索し始めたころから周りとギクシャクし始めました。
自分の方法と人が望むもののギャップに苦しみました。
「どうすればわかってもらえるだろう?」
このセリフが出た時点で間違っているのはみなさんお気づきですよね。
自分の意見を押し付けて相手をコントロールしようとしています。
そうすれば
氣づいた相手は離れていきます。
それにも氣づけなかったんです。
何年も悩みました。
それでは相手に合わせればいいのか?
それも違います。
それでは我々の仕事、治療ができません。
患者さんの意見も聞きつつも最善の方法を選択し施術する。
それが患者さんの意向とはそれていても必要だと判断したときはその方法で施術する。
結果、はじめはブッブッ嫌味の一つも言われるかもしれませんがだいたい感謝されることの方が多いと思います。
そんな時でも
私が押し付けた施術ではなく
言葉やボディーランゲージで誘導し
患者さん自身がその施術法を選択したにすれば
お互いが嫌な思いをしなくて済みます。
この方法は繁盛している治療家の先生が必ずやっている方法です。
同じ問診、接客ではなく
目の前の患者さんは何を求め当院に来たのか?
どのような性格で治療効果や治療に対してどれだけ積極的か?
自分の痛みの原因を自分の問題とするのか他からの障害とするのか?等を
瞬時に見分け説明の仕方を換え誘導していきます。
この方法を学ぶことが生き残るための絶対条件だと思っています。
もりもと治療院
名古屋市中川区西中島1-513
℡052-398-3022
E-mail: mahalo881g@yahoo.co.jp
0コメント