森本治療院
鍼・TCH鍼・手技療法・美顔ハリ・美顔整体・小児ハリ
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今までは「立つ」時
意識しずに立っていたのを
少し意識をして立ってみる。
すると
今までどれだけ無理をしながら立っていたのかが
良くわかるようになります。
「立つ」という動作は
自分の体重を両足で持ち上げるのと同じです。
だからこそ
無意識でしていた動作に
少しだけ意識を加えて
今までと違うところを意識しながら立ってみる。
実は先日、高校生の陸上競技会のボランティアに参加してきました。
普段激しい運動をして体を酷使して
足の疲労もかなり蓄積されている彼ら彼女達。
・膝が痛い
・ふくらはぎの筋疲労と張り
・大腿後側、ハムストリングスの筋疲労と張り
・腕が重い
・シンスプリトで下腿が痛い
・ハムや四頭筋の肉離れ後遺症等
症状も様々な状態でした。
症状は違いますが
原因の始まりはすべて同じではないかと思うんです。
それが「立つ」時の足に掛かる重心、バランスの変化により
体を安定、支えるために筋肉を使う。
そのため極度の筋緊張をかばう為により姿勢を変化させ
バランスを保とうとする悪循環が起こっていると感じました。
「今の自分の身体のバランスはどんな感じがする?」と質問すると
「本来の自分の身体とは違う」とか
「違和感を感じているが何がいけないのかわからない。」という答えが返ってきました。
体の違和感を感じているが
体で何が起こっていて
何をすれば本来の自分の動きを取り戻せるのかが分からなくなっているんです。
そこで
私がしたことは一つだけです。
「立つ」という動作を変えることで
筋肉で支えていたのを
バランスで支えるので
大腿の筋緊張はその場で弛緩
中にはすぐに痛みや違和感の変化に気が付く子もいました。
体の痛みや違和感を作り出しているのは
関節は擦り減ったり
筋肉がただ疲労して固くなっているのではなく
「体を支えるためのバランス変化に対応しようとする体の反応である」と言えると思いまし
た。
今回の経験で
より「立つ」という動作の重要性と
もっと深く探究する必要性を強く感じました。
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