私らしい動きを作っているのは？

森本治療院

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朝、目が覚めた時

いつもの私、自分自身を自覚できる

これはとても難しいことだそうです。

自分自身を何で認識しているのかは分からないそうです。

自分を自覚できるのは

脳が記憶しているからだでしょうが

もう一つ

私が私の身体と自覚できるのは

「内臓と記憶が結びついているからだ」とも言われています。

話は変わります。

体の動き、動作を覚えているのも脳ですが

それだけではないと思うのです。

よく体が覚えると言いますが

「体も記憶する」と考えました。

どこの記憶するのか？と言うと

皮膚と筋膜の間

ファシアとも呼ばれていますが

このコラーゲン線維層のコラーゲン線維等の絡まりと筋線維の緊張で

動きを覚えると考えています。

「正確には動きをコントレールしているのはファシアの絡まりと筋線維の緊張だろう」

という事です。

コラーゲン線維や筋線維に強く引き付ける力はありませんが

皮膚と筋膜間に抵抗を与える事が出来れば動きを変える事は可能です。

例えば

転んで皮膚に傷ができた場合

自然と痛みを避ける動きや動作をしてしまいます。

それと同じで

痛みはなくとも

コラーゲン線維等に絡まりや緊張が生まれるだけで

脳は不自由さを感じるので

動きやすい動きに変えるだろうと考えています。

靴の中に小さな石が入っただけで

違和感を感じ、歩きにくくなるようなものです。

私の筋肉の伸縮や動作の配分は脳が行い

その人らしい動きを記憶しているのが

皮膚と筋膜の間のコラーゲン線維層ではないかと？と言うのが

私の考えです。