森本治療院 ≪歯の喰いしばり・腰痛専門≫
鍼・TCH鍼・SMT・手技療法・ガイド美顔ハリ・美顔皮膚整体・小児ハリ
名古屋市中川区西中島1-513
℡ 052-398-3022
E-mail: mahalo881g@yahoo.co.jp
「なぜ鍼が効くのか?」
鍼治療を受けたこのある人でも
これから受けてみたいけど?と迷っている人も
「なぜ鍼が効くのか?」を知って欲しいので簡単に書いてみます。
ただこれは私の考え方なのでご了承ください。
鍼は金属です。
銀鍼や金鍼など高価な物から
一般的に使われているステンレスの鍼まですべて金属です。
ちなみに当院での鍼治療はステンレスの鍼を使用しています。
鍼治療が効くのは
ツボに打つからと連想するでしょう。
じゃあなぜツボに鍼を刺す事で体に変化が出るのでしょうか?
「筋肉に刺激を与えるから?」でしょうか?
当院では「数ミリ」しか刺しません。
筋線維まで達しません。
それなのに効果があります。
「刺さなくても表面を鍼で撫でるだけ」でも
体の動きが変わります。
確実に変わります。
何故でしょうか?
効果を出す条件として
1、浅く刺す又は鍼で撫でる(弱い刺激)
2、金属(異物)である
というこの2点が大事だと考えています。
弱い刺激はリラックス効果があるので制限されていた皮膚が動き始めます。
すると皮膚の下にある筋肉は動きやすくなり、「制限されていた動作」から
解放されるために「動作が変わり」、「効果が出やすく持続します。」
一方、「強い刺激は神経を疲弊させ一時的に機能を低下」させることで
違和感は軽減します。
ところが皮膚の動きが「制限されたまま」なので神経が回復すると「元の状態」にもどりやすくなります。
(皮膚と筋肉の関係はまた詳しく書きます。)
また
鍼は金属です。
我々の体からすれば「異物」です。
「異物」が体に触れたり体に入ると
異物を外に出そうとする「排泄」が起こります。
この排泄を仕事としている神経は先ほど
「弱い刺激で働く神経」と同じ
「副交感神経」です。
この「副交感神経」は食べたり飲んだり、栄養を吸収したり
いらない物を外に出したりするときに働く神経です。
それだけではなく、血管が広がり血液量を増やすので
「回復や傷を治す時」も働く神経です。
一方、「強い刺激で働く神経は交感神経」と言います。
その神経の仕事は「動くや逃げる時」に働きます。
「嫌な事があると食欲が落ち逃げたくなる状態」は
「交感神経が優位に働いている」からです。
例えば
自分で痛い部位や凝った部位を触るより
「他人に触ってもらった方が気持ちが良い」のも同じで
「他人」は自分とは違う「異物」となるので
自分より他人、特に「信用できる人」ならより効果が高くなるはずです。
このように
「弱い刺激と異物」という組み合わせで
体と接触させると
程よくリラックスの神経、副交感神経が働く事で
体に変化が現れます。
これが当院の鍼施術が効くわけだと私は考えています。
℡ 052-398-3022
E-mail: mahalo881g@yahoo.co.jp
0コメント