この腹診の図をみて疑問に思いませんか?
脾の部位がおへそとしてなぜその左側に肝があるのか?
肝臓なら右ではないのか?
その部位に肺があるのは?など面白いですよね。
確かに臓器なら右ですが別の問題があるなら左で正解です。
簡単な検査をしましょう。
右腕をバンザイしましょう。
その時の痛みや腕の上がる角度を覚えておいてください。
次に腹診図の肝を軽く右斜め上に持ち上げます。
そして再度右腕をバンザイしてみましょう。
違和感や腕の上がる角度に変化があれば
この左下腹部が影響している事になります。
肝臓事態に問題があるなら
右わき腹、肝臓のある部位を持ち上げて同じ動作を繰り返して
押さえた時と押さえない時で変化があれば
肝臓に無理がかかっているかもしれません。
この考え方は、東洋医学の考え方とは違うとおもっています。
なぜなら
私がこの図を見て疑問に思った事を
解剖学で理解できないか?と考え
試してみた結果のお話ですからね。
そんな事も日々の臨床に活かしています。
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