ツボ療法には「治療点」と「反応点」がある！？

よく「ツボ療法」として

この症状にはこのツボと紹介されています

が

効果はどうでしょうか？

私の経験上

治療に適した「治療点」としてのツボと、

体に異常があると

反応が出やすい

「反応点」としてのツボと理解しています。

ほとんどの「ツボ療法」で紹介されているのが

「反応点」

もしくは今までの経験上、症状の原因の一つとなる可能性が高かった「治療点」としての

ツボである場合がおおいです。

効果はあるのでしょうが、症状の原因とならないと効果はさほどですね。

「治療点」と「反応点」では

効果の表れ方が違い

治療を目的としての痛みや違和感の消失を目的とするならば

「治療点」を使うし

よくマッサージで

「そこそこ、そこをマッサージしてほしかったのよ！」というのが

ほぼ「反応点」です。

「反応点」に対しての刺激は慣れやすく効果も短いのが特徴です。

「治療点」の場合

触られるまで何も感じませんが

部位によりますが、押さえられるとメチャクチャ痛いです。

治療では

「治療点」か「反応点」のどちらを利用するかと言うと

両方とも使います。

まずは「反応点」を見つけ

それに関連するツボの流れ、経絡等を考慮しながら

「治療点」を見つけたり

その見つけた「治療点」を軽く押さえてから

「反応点」を押すと、

正しい部位なら痛みが消失又は軽減します。

この「治療点」を見つけたら

そこに鍼を打って治療が終了するわけはなく

この「治療点」に起こった反応、

押したときの痛みがなぜ起きたのか？の理由を考えなくてはいけません。

簡単に言うと

「治療点」のための「治療点」を見つけるという事です。

例えば「肩こり」に対しても、

肩の筋疲労としてではなく

何が原因で肩こりが起こっているのか？

そもそも肩の筋疲労なのか？

それ以外の原因があり、その原因が肩に対して影響を与えているのか？

が重要となります。

気持ちよさなら「反応点」

なかなか良くならない症状には

「治療点」

それはプロである鍼灸師にお任せください！

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