もりもと治療院
鍼・TCH鍼・手技療法・美顔ハリ・美顔整体・小児ハリ
℡052-398-3022
E-mail: mahalo881g@yahoo.co.jp
名古屋市中川区西中島1-513
夏バテのお話
「先生、夏バテみたい。」
「きっとエアコンをつけたまま寝ているのがイケないんだわ。」
と60代の女性、Aさん。
「どんな感じです?」と私が質問したところ
「朝起きると体がだるく動くのがしんどくて・・・」
「その夏バテのおかげで体調を維持しようとしているんです。」と話をすると
「夏バテは体の危険信号でしょ?」と返事が返ってきました。
それでは夏バテについて簡単に説明しましょう。
暑い日が何日も続いているのに
「今日も快調!絶好調!」という人の方が少ないでしょう。
なぜなら
人間はこの暑い日中に仕事や学校、屋外で活動しているんですからね。
他の動物で、屋外で活動しているのは仕方なく移動しなくてはいけなくなった動物のみで
普通は日陰で動かずにじっとしています。
夕方、日が傾いたところで活動し始めるのが普通ですね。
という事は
暑い日中に活動している人間は普通ではないという事です。
命を落とすような高温下で生命維持をしている体はフル回転で働いています。
それは自律神経の仕事です。
我々の意識には昇ってきませんがとても多くの事を無意識でしています。
そのため疲れるんです。神経、脳も疲れます。
夜、しっかりと睡眠が摂れればよいのですが
質の悪い睡眠が続くと脳の疲れも取れません。
それでも疲れを取らないと命に係わる事になるので
強制的に神経緊張を緩めます。
それが夏バテの症状として表れる”体のだるさ”等です。
ですから
夏バテのおかげで体がリセットされ生きていられるんです。
体の仕組みを知れば
今起こっている「だるさや症状」にも意味があります。
それを知る事で今何が必要としているのかがわかります。
夏バテには
質の良い睡眠が一番です。
0コメント