共感も大事だけど・・・

もりもと治療院

鍼・TCH鍼・手技療法・美顔ハリ・美顔整体・小児ハリ

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名古屋市中川区西中島1-513


患者さんの今の腰の痛と「同じ痛み」を体感する事はできませんが


私も経験があるので「共感」はできます。


治療するには、


痛みの度合いは個人差があるので


指標にはしますが


それのみに囚われてしまうと


大事な体からの情報を見逃してしまうので


いったん頭の片隅に置いといて


必要な患者さんの身体が発する情報収集に集中します。


腰痛が治るか治らないかは、ほぼ検査で決まると考えています。


的確に原因の部位をつかみ施術できれば効果を上げることができるからです。


(重度の内臓疾患や骨折、感染症等一部施術できないケースもあります。)


先ほど経験があるので「共感できる」と言いましたが


実はこの「共感」が正しい検査を邪魔します。


人は他人を見る事で自分を知ります。


痛みも同じで腰が痛む患者さんを診ていて


自分も痛く感じてしまい


今腰痛を


「治すために必要な施術」ではなく


今「してほしいと感じる施術」を


優先してしまう可能性が高くなります。


腰が痛いのなら腰を押してほしいとか


マッサージや鍼を刺して刺激を与えて欲しいなど


とりあえず今「欲している刺激を優先」してしまう可能性が高いという事です。


それで多少楽にはなるかもしれませんが問題解決になっていないと


私は考えるようにしています。


客観的に患者さんの体を知るために


脈診や腹診などの検査法があるのに


患者さんの痛みにたいして共感を治療の指標にしてしまいます。


私の場合、問診と触診で原因をさぐるのですが


客観性を重要視したいので動作を見る事を重要視しています。


頭の中を真っ白にして痛みのある動作を見せてもらい


その動作の中で痛みを起こす原因となる経絡や関節や筋肉を特定して


施術に活かすようにしています。


例えば腰痛の場合、


「痛みを起こしている原因となりえる部位」を最後に動かそうとします。


動きにくい部位を最後に動かすために他の部位がオーバーワークになっているのが


動作を見ると良くわかります。


腰痛は腰が悪いのではなく


ある事が原因で「自然な動きが出来なくなった部位」をかばうために起こった


腰や腰周囲の筋肉、腰椎のオーバーワークがほとんどです。


もちろん「自然な動きが出来なくなった部位」や疲労を起こしている部位の施術も大事ですが


一番大事なのは


「なぜその原因となる部位は”自然な動きが出来なくなったのか?”」です。


共感する事も大事ですが客観的に診ることがより治療には大事だと考えています。






名古屋市中川区「歯の喰いしばり・腰痛専門」森本治療院

なかなか治らない症状の裏には「歯の喰いしばりTCH(歯牙接触癖)が影響」しています。「名古屋で唯一」、「歯の喰いしばり・腰痛専門」の治療院が「森本治療院」です。当院独自の「鍼・TCH鍼・SMT・手技療法・ガイド美顔ハリ・美顔皮膚整体・小児ハリ」等で患者さんの「痛み・違和感」だけでなく、「美容・ダイエット」のお悩みも、一度ご相談ください!

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