コルセット使用で側弯症のケース

森本治療院

鍼・SMT・TCH鍼・手技療法・ガイド美顔ハリ・美顔皮膚整体・小児ハリ

名古屋市中川区西中島1-513

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℡　052-398-3022

E-mail: mahalo881g@yahoo.co.jp

仕事に忙しくて治療の予約が取れなかったので

「コルセットを使い自力で何とかしました」という方が来院されました。

今現在はどの動きもできるが

「何処かは分からないが違和感が残っているんです。」という事です。

動きを確認してみると

歪んでいます。

前屈時に左の肩甲骨が持ちあがります。

側弯です。

コルセットの仕事は腰を動かさないようにするのが仕事です。

動きを阻害された組織も固まり動きを制限しようとします。

人の動きが左右同じならば起きないのでしょうが

人は左右で動きが違います。

右手は右手の仕事があり

左手は左手の仕事があります。

足も同じです。

左右同じ動きで同じ仕事はしていません。

そのため

動きが制限されると斜めに力が掛かるので

捻じれやすくなります。

特に大きな関節の股関節や肩関節が捻じれると

体幹の傾きや捻じれが強調され

手首や足首も捻じれに合わせようとするので

重心も大きく変わります。

またこの姿勢を維持しようとし始めると

皮膚の癒着が始まるので

より動きの制限が強くなるのですが

反対に組織に緊張が進み始めると

一時痛みを感じにくくなります。

この患者さんはちょうどその時期でした。

体のバランスを戻すために

腹部の癒着をはがしている時は

痛みを隠せず

悶絶していました。

続けて来院できれば無理はしませんが

この方の場合次回は数週間先、

この時ばかりは心を鬼にして

施術しました。

コルセットは緊急時に使用するだけにして

常時使用はおススメできません。

それに姿勢が変わり時間が経過するほど

元には戻りにくくなります。

コルセットが必要な状態になる前に

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