半年たっても良くならない五十肩の場合・・・

時間とお金をかけても

何の効果もないどころか

逆に壊されたなんて話

我々の業界では良く聞く話です。

半年たっても良くならない

五十肩の話です。

歯の喰いしばり・腰痛専門

森本治療院

鍼・TCH鍼・SMT・手技療法・ガイド美顔ハリ・美顔皮膚整体・小児ハリ

診療時間　午前９時から午後８時（完全予約制）

休診日　　日祝・木曜日午後

患者様専用駐車スペース３台分有

名古屋市中川区西中島1-513

E-mail: mahalo881g@yahoo.co.jp

℡　052-398-3022

五十肩と診断され数か月

一向に良くなるどころか

関節の動きはどんどん狭くなり

夜間痛で眠れず困っている方のお話。

別に治療していなかったわけではなく

ちゃんと整形で診察、診断を受け

まずは痛み止めと湿布で様子を見ていたが

良くならず

近所の接骨院で電気治療とマッサージ

次に行ったのが鍼治療。

肩の関節に鍼を打って電気を流して・・・

それでも良くならず

当院に来院されました。

まずは検査をしてみると

肩関節の可動範囲が狭く

動かすと肩から腕の関節と筋肉が痛むと言われます。

ご自分で動かしてもらうと

肩の高さまで何とか腕は上がるのですが

それ以上は上がらない。

どうやら肩関節の傷が治りにくくなったのは

無理して肩関節を動かそうとしている事。

簡単に言うと

関節の動く範囲を超えて動かそうとしているから

いつまでも痛みが引かないという事です。

この場合

肩甲骨周囲の筋肉が肩甲骨の動きを阻害しているため

無理をして腕を上げようとすると

肩の関節同士がぶつかり

傷を作ります。それが痛みを発生させたのですが

肩甲骨周囲の筋肉の影響を残したまま

痛む部位に強い刺激を与え続けたために

炎症を繰り返し

組織が癒着をし

肩関節の動きを阻害したものと判断しました。

また

肩甲骨の動きを阻害しているのが

同側の腹筋群から臀部の筋

ふくらはぎの緊張という事が分かったので

まずは

これらの筋肉疲労してしまったのかを考え施術。

それから手の指と手首の動きを整えて帰ってもらいました。

２回目は

今まで肩甲骨を動かす習慣がなかったので

再度認識してもらう為に

肩甲骨体操を毎日やってもらうようにしました。

すると

腕の動きが

改善され夜間痛も軽減

希望が持てるようになったと喜んで頂けました。

あと数回で終わりそうです。

痛みが数週間から数か月も続いている

五十肩の場合

痛みのある部位はすでに治っていて

その痛む部位を支えている部位に問題があります。

木を見て森を見ずと言いますが

患者さんの痛みに耐える姿を見て

全体を診る事を忘れてしまうと

貴重な時間とお金の無駄使いとなります。

どんな時でも冷静に

「木も見て森も見る」ようにしたいものです。

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