昔のお侍さんはどのように呼吸していたのでしょうか?
私が思うに
息を吸っているのか?
吐いているのか?を悟られないように
鼻呼吸していたはずです。
相手にわからないような呼吸でないと
命がないからです。
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例えば
相手と真剣勝負するとき
どのタイミングで切り込むかで決まる場合
私なら相手が息を吸った瞬間に切り込みます。
何故かというと
人は息を吸っている時は
運動神経の働きが鈍っているので
咄嗟に動けません。
なので
口から息を吐ききるタイミングを計り
息を吸い込んだ瞬間に
切り込めば勝てる確率が上がるからです。
今の時代
命を懸けて呼吸を隠す必要はありませんが
例えば
ギックリ腰や突然の寝違いなどは
吸気
息を吸い込んだ瞬間に傷めるのがほとんどです。
当院に来てくれている患者さんで
不眠や自律神経などを含めた
症状の患者さんに対して
鼻呼吸の仕方や寝るときは唇にテープを貼って眠るように
アドバイスしています。
私自身が口呼吸で睡眠が浅く
慢性疲労やイライラや不安感が強かったのですが
口唇テープを貼って寝たところ
とても心地よく眠れて
目が覚めてから1年以上毎晩テープを貼って寝ていますし
仕事中はもちろん
お昼のランニング中や筋トレの時も
しっかり唇を閉じて鼻呼吸を意識しています。
最初は苦しく感じましたが
慣れれば何てことありません。
それどころか
利点を書いてみますね。
普段の呼吸が腹式呼吸になるのですから
横隔膜と腹筋が絶えず働いているので
筋力が上がり代謝も上がります。
それだけでなく
内臓に対しても大きく影響を与えていると考えています。
横隔膜が大きく動くことで
内臓が大きく動かされるので
安定した栄養と酸素を内臓に届ける作用もあると考えています。
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