健康関係の本を見ていると
〇〇トレなんて題名が目につきます。
そんなに筋力が低下しているのか！現代人は！
と思ってしまいます。
これ流行なんでしょうか？
歯の喰いしばり・腰痛専門
森本治療院
鍼・TCH鍼・SMT・手技療法・ガイド美顔ハリ・美顔皮膚整体・小児ハリ
名古屋市中川区西中島1-513
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E-mail: mahalo881g@yahoo.co.jp
℡ 052-398-3022
私自身は
サーフィンのために筋トレをします。
必要だと感じているからです。
ですが
最近、なにかとトレーニングさせたがる風潮が気になります。
そのため
患者さんたちも
「やっぱり鍛えて筋力を上げなければ治らないってテレビでやってた。」
なんてよく言われます。
以前は
腰痛の場合、
「腹筋と背筋の筋力バランスが良くないので鍛えましょう！」
が当たり前でしたが
現在は
腹筋や背筋の筋力で支えているのではないとわかったので
腰痛で腹筋や背筋を鍛えなさいはあり得ません。
当院に来られている患者さんでも
筋トレが必要な人はほとんどいません。
筋トレが必要ではなく
筋肉の緊張
力を抜くことが必要な方の方が多いのが本当のところです。
ではなぜ
トレーニングが流行るのか？
体を動かす機会が減っているため
筋肉や筋力の低下が原因で
腰痛や肩こり、美容ではほうれい線やタルミが起こると
考えているからだと思います。
ただ弱る原因が
運動不足や老化としているのが問題という事です。
もちろん
老化は避ける事が出来ませんが
一気に筋力が下がるのも
老化のせいにするのはどうかと思います。
では何が原因なのか？というと
我々は絶えず
重力から耐えて生きています。
重力から逃れるには
無重力のなかで生きるしかありませんので
とても現実的とは言えません。
その重力に対抗して
立ち上がりその姿勢を維持するために
筋力を使います。
ただ最小限で良いのですが
年齢とともに
歩くために使う筋肉を
姿勢維持のために使い始める事から
筋力低下が始まります。
姿勢維持と筋力低下の関係とは・・・？
筋肉それぞれに
適した仕事があります。
例えばお尻の筋肉の場合
歩いたり走る時
地面を蹴る時に力を発揮します。
なので
それ以外は休んでいる状態で
緊張がなく触ってみるとフニャフニャです。
ところが
姿勢維持のために使ってしまうと
休む間もなく使い続ける事になるので
オーバーワークになります。
すると
栄養や酸素が運ばれなくなるので
どんどん線維が細くなり
筋肉組織が薄く小さくなります。
この状態を筋肉が落ちたと指摘されたり
姿勢が悪くなる原因でもあります。
また、先ほどの
姿勢を維持するために力を抜くことができない状態になると
「力が入りにくくなった」と感じる事となります。
トレーニングが必要か？必要でないか？と言えば
必要がない人がほとんどです。
しかし
体や筋肉、関節を動かす事は必要です。
特定の動作しかしなくなっているので
普段とは違う動作を日常に取り入れる事は良いと思います。
ちょっとした「立ち方」のコツと
SMTで体幹バランスを整え
本来のご自分の姿勢を取り戻しませんか？
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